【施工日誌】番外編 引き渡し後の工事

工事中に気になった箇所を指摘していたのですが、工程の都合で引き渡し後の対応になりました。

母の部屋の壁の仕上がりです。

母の部屋の出入り口の扉は引込み戸になっており開いた時に扉が壁に収納され露出しないようになっています。


 ただ収納するスペースが必要なためその部分の壁は通常よりも分厚くなります。 この場合、壁全体を引込み戸にあわせて分厚くするのが仕上がりとしてはきれいなのですが、ただでさえ狭い部屋をさらに壁の厚さで狭くするのも申し訳ないと収納部分のみ壁を厚くしてそれ以外は通常と同じ厚さにしてもらうことにしていました。


 そこで気になるのが厚みの違う壁が隣り合う部分をどう処理するのか。 出入り口の隣にウォークインクローゼットの出入り口(扉なし)があるのですがインテリアコーディネーターさんから提出されていたイメージでは、写真左側(京都の街角ヘーベル)のような処理となっていました。 

厚みが異なる壁が隣りあっていますが凹凸が少なくシンプルです。 ところが実際の仕上がりは写真右側です。(写真はクロスを貼る前です) 

ちょっとした違いなんですがやはりどこか野暮ったいので、引き渡し時にダメ元でイメージどおりに直りませんかと聞いてみると「やります」という返答だったのでお願いしました。 クロスを貼った後でも壁の形状の変更ってできるものなのですね。

 こういう細かいところまでは大工さんには指示がいかないものなのかもしれません。現場の裁量にまかせているというかそこまで指示していられないというか。

で、修正が終わったのですがこれはスゴイですね。

 私は作業そのものは見ておらず、夜仕事から帰ってきたら直ってたわけですが、痕跡がさっぱり分かりません。 初めからそうであったような仕上がりです。

立ち会っていた妻に聞くと、まあそれはそれは簡単そうに作業されていたと。 「すでに出来上がっている壁の形を変える」なんて私のような素人にはずいぶん大仰な修正だと思われるのですが、良くある手馴れた修正なのかもしれません。


というわけでこのように壁の形が変わりました。 修正前にくらべると余計な凹凸がなくなりだいぶすっきりしたと思うのですがどうでしょうか。

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