玄関の吹き抜けでも少し触れましたが、階段室?の壁の一部をくりぬいています。
吹き抜けにマリオンウィンドウを入れたのは良いものの、室内からその眺望が楽しめるわけでもなくちょっともったいないなあと思っていて、それなら隣接する階段室の壁をくりぬいてそこから外とつなげようと。
ただ、パッカーンと全開放してしまうのも芸がないのでスリット状にした方が良くね?と設計担当者さんとスリットの高さや位置を話し合いました。
ポイントは、階段を行き来している間、できるだけ長くスリットが視界に入っていることです。なので、少し低めの位置にしました。
振り返ってみると、設計担当者さんが一番イキイキとしていたのはこの時だったかもしれない。
階段室や二階の廊下は閉鎖的な空間になりがちだと思いますが、これのおかげでほどよく抜け感が出てやってみてよかったなと思います。
ただ、特に冬は玄関で冷たくなった空気がここを通して室内に侵入してくるので人にはとてもじゃないけど勧められません。
設計担当者さんもそれを危惧してアクリルパネルでフタをする提案をしてくださいましたが、オリジナルの部材になるのでとても高価でやめておきました。
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